ぶらり県交通バスの旅 終わりのナレーションとして

私の愛する映画「スタンド・バイ・ミー」のナレーションは、
旅の終わりをこう締めくくる。


「夜通し歩いて、キャッスルロックに着いたのは早朝だった。
二日しか経っていないのに、なぜかキャッスルロックが前より小さく見知らぬ街に見えた」


これになぞらえるならば、


「わずか4時間のバス旅だったが、夕暮れに戻ってきた故郷は、なぜか前より小さく見知らぬ街に見えた。」



それでも近所の中島薬局では、相も変わらず自動販売機に古びたコンドームの見本を並べていた。


俺は帰ってきたんだな、そう感じた。



By-bye.