ふるさと納涼花火 中継

※大会前、嬉石町からの眺め


理由あって、帰郷出来ずに納涼花火大会を見られない、
ふるさとを離れて暮らす人たちにお届けする
「ふるさと納涼花火中継」


さて、今回は高台から港を見下ろし、打上げ花火を眺められる
嬉石町からお届けしています。


なぜ嬉石町なのか、という点ですが、
ペンネーム「ヒゲ刑事」さんからのリクエストがあったからに他なりません。


早速、そのリクエストハガキを読みたいと思います。


「小学校・中学校・高校と同じ学び舎で時間を共にした親友は
卒業後、遠い町の一流会社に勤めていますが、親も亡くなってしまったことから、

もう嬉石町の実家も引き払ってしまったといいます。
幼い頃、花火大会があるとアイツはいつも嬉石町の高い所から
妹と花火を眺めていました。
今では帰郷する理由もなくなって、ふるさとの納涼花火大会を見ることが出来ません。


どうか、くっちーさん、アイツに嬉石町からの花火を見せてやってもらえませんか?」


という内容でした。


そこでね、「なんとか、私も協力したい」ということで
嬉石町の高台から花火を撮影してきましたのでお楽しみ下さい。
※大会開催を知らせる花火


「トシちゃん、今頃、妹と、この花火を観てくれているかな」


音声はありませんので、ぜひご自分で
「ヒューッ、ドドーンッ、パラパラパラパラ」って言いながら見てくださいね。


さて、ご覧頂いておわかりの通りに
嬉石町からの眺めというのは夜景と一緒に花火を楽しめるという穴場。


しかし、ひとつ短所があって、
手前に木々が茂った小さな丘があることから、
「水中花火」は影に隠れて見えません。


※大平町へ続く嬉石町の通り


嬉石町の皆さんは、そのことは昔から承知しているので、
まるで「水中花火なんてのはもともと無いんだよ」
とでも言わんばかりに気を反らして、見なかったことにします。
そこがなんとも味があって素敵でした。


尚、毎度のことながら、下手くそな長時間露光撮影にも挑戦していますので、
ご覧なって下さい。



3号玉から8号玉、水中花火、スターマイン、大スターマイン、特大スターマインなど
計3000発の花火が打ち上げられました。


フィナーレは、花火が連発し、長時間撮影していたので、
街が燃えているかのような写真になってしまいました。


おしまい