まずいラーメンが食いたい 最終回
「まずいラーメンが食いたい 最終回
~市内で一番美味いラーメン見ぃつけた~」
市内に美味いラーメンは数あれど、
喫茶店のラーメンなんて美味いわけがない。
「どーれどれ、今日はどんなマズいラーメンに出会えるんだ」
午後3時。
早速、店に入ると、客がいない。
「うーん、客も入らないような喫茶店というわけか」
ところが、どうやら、俺は店の休憩時間に入ってしまったようだ。
俺は「申し訳ありません。」
と言って、帰ろうとしたところ。
「大丈夫、ごはんぐらいなら、用意できるから。」
すごく優しい女性店主さんが言ってくれました。
「なんだ、すごく感じのイイお店じゃないか。」
そして、俺は「ラーメンとおにぎり」を注文。
出てきたのがこれだ、ワン・ツー・スリー。
「な、なんだ、このラーメンは、食べる前から美味さが伝わってくるじゃないか」
丸く巻かれて味付けされたチャーシューは「これ、絶対美味い奴じゃん」っていう見た目。
それでも、「いやいや、見た目に騙されちゃだめだ。」とスープをひと口すすってみる。
・・・・・完全に美味いラーメンだった。
そして、俺はこう確信した。
「市内でここのお店にかなうラーメン店はない。」と。
絶品だ。
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<編集後記>
実はここ、私20年前ぐらいに、毎日のように通っていた喫茶店で
ラーメンが美味いことは知っていた。
そして、その頃から既に
「ここが一番、美味い店じゃないか」という噂はあったのだ。
しかし、完璧主義の私としては、市内のラーメンを隈なく食べ尽くしてから、
それを言いたい、と思い、密かに食べ歩いていた。
そして、今日だった。
20年前に食べて、美味いと思ったラーメンは、
月日の中で進化して、更に美味いラーメンになっていた。
釜石市大町3丁目
喫茶店「あいどる」
ぜひ、お近くへお寄りの際は、ご賞味あれ。
追伸
口川さん、浜登さん あの頃、よく一緒に食べたラーメン
1位に輝きましたよ
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