不審電話にご注意を


我が家に不審な電話があった。
出たのは、幸い、私。
相手は「NHKの番組制作を担当している者ですが、アンケートにご協力を願いたい。」
という主旨の電話。
しかし、質問が「まず、今はお一人暮らしですか?」
という内容だったので、すぐに私は気付き、
「それに答える必要はありますか?」と返答した。


普段はそんな受け答えはしません。


「最近は詐欺とか多いですからね」
と私が言うと、
「へえ、そうなんですかぁ」と。


まぁ、この相手の返答で私の中では確定。


相手の電話番号、名前を聞き取り。


それでは「残念でした。さようなら。」と言って、
電話を切り、すぐにNHKに確認。
すると、NHKではそのようなアンケートを取っておらず、
電話番号も違うものだった。


そこで早速、地方振興局へ電話。
すると「担当の者に伝えておきます」


警察へも電話。
しかし、名前・住所・電話番号、
なぜか私の詳しい個人情報を聞かれるだけ、
防災無線で市内のお年寄りに対して、
「不審な電話がありましたので、お気を付けください。」
の一言も市内に流れることはなかった。


お年寄り相手の「振り込め詐欺」が捕まらず、減らない理由がよく分かった気がした。


シートベルトしてない運転手がいたら、一目散にサイレン鳴らして、走ってくるのになぁ。


お金にならない仕事はしないのかな。
お金にならない仕事しかしないのならば、民間でいいんだよな。
「どうして税金をもらってるんだろ」。


被害者が出ないうちに行動せずに
被害者が出てからも捕まえられない。


私は詐欺師に不信感を抱くより、警察に不信感を抱いてしまった。