本当に、ポツンと一軒家

知らない道を走ってみたい。


今回は唐丹湾にそそぐ片岸川を上流へ4WDがお伴します。


バイクとは違い、道中、熊に襲われる危険性も少ないことから、
ふと、「山谷町内会」と書かれた看板のあたりで脇道へ入りました。



「恐らくはすぐに行き止まりだろうな」と思いましたが、
すれ違うアユ釣りの人たちに聞き込みした処、
「ぜんぜん、ずっと行けちゃうよ」というお話だったので、
進んでみると、道は舗装されていないものの、確かに奥へ奥へと続きます。



しかし、途中、真っすぐは、通行止めの看板。
恐らくは、土砂崩れとか、倒木とか。



もう帰るつもりでした。


しかし、右に入って行ける脇道がさらにあり、
こちらも「恐らくはすぐに行き止まりだろうな」と思いながら進むと、
ちょっと驚き。



「なんで、こんなところに廃車になったバス?」



「えっ、小屋? 民家?なんで、こんなところにポツンと一軒家?」



「えっ、ここに住んでるの?」


Uターンして帰ろうか、と思った時。
その民家から、ご年配の方が出ていらっしゃったので、お話を伺うと、
なんと、本当に番組「ポツンと一軒家」で放送されたんだとか。


勿論、番組名も内容も知っていますが、近頃の私は、YouTubeしか見ておらず、
ここが放送されたことは全く知らず。


「確かに、取材に来るよね」といった場所でした。



聞くと、そこから100メートル先ぐらいに
射撃場があるとかで、行ってみました。


※ピンボケてますが、オレンジ色のものが、視認しやすく作られた、射撃の的となって、割られたクレーピジョン(円盤型の素焼きの皿)だと思います。


※地面に落ちてた空薬莢(やっきょう)


30年ほど前の鹿猟をする人がたくさんいた時代に開業した射撃場なんだとか。


※鹿の糞


来る途中には、立派な「鹿供養碑」なるものも。



恐らくは、ここも番組では放送されたとは思いますが、
市内でも知らないところがいっぱいあるな、と思いました。



やっぱり、知らない道を走るといろいろと学べて楽しいです。