友達がいなくなっちゃった


昨日、例のごとく、甲子川沿いにジョギングに向かうと
河原の橋の下には早くも私の友達「鹿さん家族」がいた。



カメラを向けると何ポーズか、くれた。
でも、どこか何かを警戒しているような感じがありました。



その後、ジョギングで2km先の折返しから戻ってくると
ご年配の皆さんが集まっている。



「どうしたんですか?」
と尋ねると、
「なんぼ柵すたって乗り越えで、わがねっつったって、くっから、いま追っ払ってやった」
(標準語訳:どれだけ(畑に)柵をしたって乗り越えて、”ダメだ”って言ったって、来るから、追っ払ってやった。)
ということでした。


河原の土地は市民農園として広く貸し出されていて、趣味で畑作をしているご年配の皆さんがいらっしゃる。



「せっかく育てた作物を食い荒らされては困る」いうことらしく、みんなで
「鹿さん家族」を追い払ったらしい。


※ 鹿さん家族がいなくなった橋の下 ↑


何だか、家に友達を連れていったら、親に「あんな友達とは付き合うな」
と言われた時のような気持ちがした。


ああ、友達がいなくなっちゃった。



空が悲しい夕焼けに染まっていた


そして、今日、あらためて、橋の下を覗いてみたけれど、「鹿さん家族」の姿はありませんでした。



空は私の心を写すように、どんよりと雲が覆っていた。


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それでは名曲「友達の詩」の coverをお聞きください。