SL銀河は 大勢に見守られ 旅立ちました


SL銀河特別運行
これが本当のラストラン


今日は朝からずっとでした。


それでもSL銀河の最後の勇姿を見届けようと
カッパを着たり、傘をさしたりして、
全国のSLファン、市民が
何時間も前から始発駅に集まっていました。



そして始発駅ばかりではありません


各撮影スポットで取材陣や撮り鉄が何時間も前から
スタンバイしています。


こちらは 甲子川を渡す緑の鉄橋。



八雲町の踏切付近では
千鳥町から続く長いストロークを狙って
待ち構えています。


宮城県から足を運んだというカメラマンは
普通列車が通るたびに、撮影の練習をしていました。


そして小佐野駅前の踏切
ここにもいました。



木陰に隠れたりして、
自分だけの絶好ショットを狙っています。


市内の鉄路に目をやると、
すべての景色がSL銀河との思い出だったように思えてきます。


※春には梅や桜、桃の花が咲いて、絶好のSL撮影スポットでした。


そしてこちらは甲子郷日月神社付近
一度も撮影に訪れたことはありませんでしたが、
ここもSL銀河の撮影スポットとして大勢が足を運んだそうです。





そして、洞泉駅にはSLファンのみならず、
地域住民たちが「ありがとう」の旗を手に集まっていました。




そしてこちらは新仙人道路橋の下にある「一の渡踏切」。
緑の山を背景にした人気スポットです。




始発駅を14時40分に発って、陸中大橋駅は15時20分発の予定。



私に関しては前々からスタンドバイミーみたいな構図が撮りたくて、
大橋地区にある、この 緑の鉄橋を選びました。



すると私の他には誰も、待ち構える人はなく、
もしかしたら、SLファンたちは
とっくにここは撮りつくしたのかも知れません。


と思っていたら、
始発駅から民族大移動してきたSLファンたちが来るわ来るわ。


そして、その路駐を取り締まるパトカーの出動
大騒ぎです。



そして、SL銀河がやってきました。


画面右上隅にある物体は私の指です。



そして、赤鉄橋を渡って去っていくSL銀河をうまく撮影して
終わるつもりでした。



しかし、今回はなぜか音もなく突然現れたので、
あたふたしてる間に、あっけなく行ってしまいました。




最後の最後まで納得のいく撮影は出来なかったSL銀河。


それでも楽しかったSL銀河との思い出
ありがとうSL銀河です。


SL銀河は大勢の人たちに見守られ、旅立ちました。