野焼きと火の見櫓だぜ
「無いものねだり」でしかないのですが、隣町の遠野はイイなぁ、
とつくづく思います。
さすが「民話の里」というだけあって、ただ一般道を車で走ってるだけなのですが、
目に入ってくる景色が、まさに「ふるさと」と言うにふさわしい田舎の風景ばかりです。
伝統と歴史を受け継いで、しっかりと内外に誇れる町だなぁと感じます。
まず、「田舎に来たなぁ」と実感するのが、農家が稲わらや刈り取った草を屋外で焼く
「野焼き」。
「えっ、どっかで火事かな」と思うような大胆な煙がいたるところで見られ、
窓を開けると「野焼き」の匂いが懐かしさを呼び起こします。
広がる田園の向こうに立ち上る煙、
ふと視線を横にやれば、歴史を感じる貯蔵蔵。
謂れ知れぬ石碑、農機具が無造作に置かれてあったり。
「そこに流れるゆっくりとした時間」なのか、
「土地の広さ」なのか、
「大らかさ」なのか、豊かさを感じます。
さて、そんな遠野市で今日、見かけたのは
今じゃなかなか目にすることのない、
「火の見櫓(ひのみやぐら)」。
土淵地域の消防屯所にありました。
火の見櫓と言えば、
「えーい、どけどけぃ、火事はどこだどこだ」と登って、
火災が起きてる場所を見つける、それだと思います。
「いいもの見つけて、写真撮ったなぁ」と糠喜びしてましたら、
遠野市では、他にも結構、「火の見櫓」はあって、
こっちではそんなに珍しくないんだなぁ、と知りました。
ということで、今日のような内容には最もピッタリなこの言葉で締めくくりたいと思います。
「トホホ」
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