出た! 心霊スポット

私には、どうも、喧騒から逃れるように、町はずれにやってくる、そんな動物的な習性があるようだ。


やってきたのは、町はずれにある、我が町唯一の温泉場、小川温泉郷。


まぁ、温泉場といっても、本当の温泉ではないのだけど。


それでも、製鉄所が盛んだったころは
仕事に疲れた大勢の労働者たちがバスでやってきては、
ここで汗を流し、体を癒した場所。


上の階には、卓球場などもあり、宴会場としても利用されたりしたものだ。



しかし、時代の流れと共に、客足は減り、
お風呂の燃料は重油だったことから、費用が嵩張り、
十数年前に廃業に至った。


今では、窓ガラスが割れ、禿げた壁はそのまま、
若者たちの間では「心霊スポット」の噂が立ち、
夜中にやってきては、勝手に侵入。


誰もいないはずの卓球場からは、「ピンポン、ピンポン」
とラリーが続く音がするんだとか。




小川川の上流に位置し、
苔むした美しい自然環境、
静かな渓流では、イワナ釣りを一日中でも楽しめる場だ。



ちなみに、小川温泉施設の横には
子供たちが遊べる遊具も設置されていた形跡があり、
荒廃した状態は、まるでゾンビでも出てきそうな空気感。


Now it's time for a quiz.


さて、ここで問題です!!!


この遊具が設置されている広場には、以下のような檻もありました。


Q:さて、これは何に使う檻でしょうか?


きっと、すぐに答えを言える人は少ないに違いありません。


Try to guess what it is !

I'll show you the answer soon.

And now here's the answer to the quiz.


正解は・・・


なんと、この檻では、当時、熊が飼われ、
温泉客を楽しませていたのだとか。


今のようにコンプライアンスがどうだとか、
法律がどうだとか、細々としたことを言わない
大らかな昭和の時代らしいエピソードですね。


そして帰り道、本当に出たんです。
道路脇の斜面に・・・・小熊が。




親熊が傍にいるかも知れないと警戒し、車内からの撮影となりました。


小熊も私を警戒し、草の茂みに身を隠そうとしているようでした。


それじゃ、今日はこの辺で。


Please feel free to comment.
Bye for now.



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