般若心経の書

これは私のもう一つの趣味「書」でございます。
愛用の貂(てん)毛の小筆で障子紙に書いた「般若心経」。
お手本は、書にさほど興味がない方もその名前は耳にしたことがあろう、
書聖・王羲之(おうぎし)です。


と言いましても、勿論、王羲之の肉筆などというものは、この世に現存しておりません為、


これは、王羲之を臨書した弟子たちの字から部首などを集字したりして、
「般若心経」の262文字に仕上げた文献をお手本に、私が臨書したものとなります。

ちなみに、先日、書をたしなむ寺の住職さんが私に刻字作品をお見せくださった際に、
書き順を間違えてらっしゃったようなので、恐縮ながら、指摘させていただいたら、
大変に気分を害されていたようでした。


人間に必要なのは、誉め言葉だけ。


くれぐれも皆さんは、私の作品に毒を吐かないようにお願いします。


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「般若心経」と言いますと、
西遊記のドラマでもありましたように三蔵法師が命がけでシルクロードを渡り、
インドより持ち帰ったとされる経典とされています。


私は西遊記(夏目雅子さん・堺正章さん)のドラマが大好きで、
書斎には、西遊記のDVD-BOXが大切に並んでいます。